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住まいを守る
建物も人と同じ
ドキュメンタリー番組の「老いる日本の住まい」を見ました。
1回目が「空き家1,000戸」、2回目が「老いゆくマンションと住民」でした。
約800万人といわれる「団塊の世代」が後期高齢者(75歳以上)となる「2025年問題」
を前に「建物の老朽化」と「所有者の高齢化」が問題になっている様です。
建物も人と同じく、年を取ればいろいろな箇所に傷みが出てきます。
番組では修繕すれば100年持つ所を、メンテナンスを行わずひどく劣化した建物が
沢山でてきて、中には公費で解体する物もあり、税金で賄われるその費用の多さに驚きました。
長年住んだ愛着のある家を大切に、必要な時期に適したリフォームをする責任を感じました。
塗り替えの目安
今までも何度かお伝えしてきましたが、住まいの築年数が屋根・外壁塗装の塗り替え時期の目安となります。
まずは築10年目に点検される事をおすすめします。
(もちろんそれまでにも、何か劣化症状がみられた時は処置が必要です。)
例えば自動車の場合「車が走らなくなってから買い替える」という方は少ないと思います。
車検前などに、経費をかけて維持するか、買い替えるかを検討し、乗った年数と走行距離、今の車の状態をみて判断されるのではないでしょうか?
家も雨漏りしてからでは処置が大変になり、費用がかさみます。
濡れた所から劣化が拡がっていくので、工事も急いで行う事になります。
雨漏りは家の寿命を左右すると言われています。
症状が起こる前に、それを防ぐメンテナンスを行うのが理想的です。
手に白い粉がつくチョーキング現象があれば塗り替えが必要。
通常の環境下でも平均10年前後でチョーキングが起こり始めます。
進化した塗料
塗料にも流行があるのをご存じですか?
技術開発が進み、20年前に比べると多機能性を持つ製品がたくさん出てきました。
時代と共に変化していった塗料
・アクリル塗料(5~6年)
低価格で重ね塗りが可能。
汚れやすく、色褪せもある。
ひび割れしやすく、耐久性に欠ける。
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・ウレタン系塗料(6~8年)
低価格でコストパフォーマンスが良い。
エスケー化学 「クリーンマイルド」など
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・シリコン系塗料(8~15年)
※価格面、機能面においても、一般的な基本基準工事に使用されるのは、大体シリコン塗料です。
光沢があります。
菊水「ロイヤルシリコン」など
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・フッ素系塗料(15~20年)耐候性・耐熱性・高耐久
菊水 「水系ファインコートフッ素」など
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・無機系、ハイブリッド系 高付加価値塗料(15~20年)超耐久・防露、コケ、カビなど様々な機能を持つ。
「ナノコンポジット」、「スーパームキコート」、「ガイナ」など。
前回塗装された時は、どの種類の塗料で施工されましたか?
「塗る断熱材」と呼ばれる究極の省エネ塗料「ガイナ」
遮熱・断熱・防音と様々な性能を持ち、評価が高い。
人生でリフォームする回数
外壁塗装に関しては、ほとんどのお家の塗り替えをするのは大体2~3回くらいになると思います。
高機能塗料は新しい家電と同じで、画期的な性能を持つ分、価格も高くなります。
しかし、せっかく塗り替えるのであれば、長持ちして塗り替えサイクルが長くなる方が結果的にコストパフォーマンスは良くなります。
オオサワペイントは総合リフォーム会社「オオサワ創研」の屋根外壁専門店です。
塗装だけを行う塗装屋さんとは違い、家の構造を見た上で塗料を選び、劣化状況に合わせて、屋根の葺き替や雨樋の交換など、総合的な施工が可能です。
是非ご相談ください。
ご覧頂き、ありがとうございました!