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広島県呉市焼山神山O様邸上塗りトップ1回目【外壁塗装】
上塗りトップ1回目
外壁塗装のトップコートとは、中塗り・上塗り用の塗料のことです。一般的に中塗りと上塗りには同じ塗料が使用されます。
建物の耐久性や美観を左右する最終工程の仕上げ塗りなので、丁寧に塗布していきます。
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて塗装するのが基本ですが、今回はパターン付けの作業が加わった為、4回塗りの工程となりました。
外壁は常に紫外線や風雨にさらされるため、トップコートには高い耐久性が求められます。
なぜ下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目の3回の塗装工程が必要なのか?
1.下塗りは外壁素材と塗膜を繋げる役目
下塗りをしないと外壁素材と塗膜が一体にならない。
2.下塗りは接着剤のような役目
下塗りがないと上塗り1回目や上塗り2回目が外壁素材とくっつかない。
3.上塗り1回だけではムラができる
万全な塗膜とならないので、上塗り2回目も必要。
1回目の色付けだけでは、どんな腕の良い職人さんでも色むらが発生する。
塗料の性質上、色むら発生はある→重ね塗りで対応
塗料選びは重要!
アクリル系(耐用年数:6〜8年)
ウレタン系(耐用年数:7〜10年)
シリコン系(耐用年数:12〜15年)
フッ素系(耐用年数:15〜20年)
一般住宅ではコストパフォーマンスの良い「シリコン系塗料」が最も多く、最近ではラジカル系や無機系などの新しい塗料も開発されています。
耐用年数が長くなるほど費用も高くなるので、使用する部位や劣化状況に応じて選択します。
壁や屋根のトップコートを選ぶ際に大事な事
1.遮熱性や断熱性
太陽光により外壁や屋根が暖められると、室内温度も上昇し、エアコン効率が下がります。
近年、遮熱性や断熱性の高い塗料も多く開発され、太陽光を反射したり、熱が伝わるのを防止し、室内の温度上昇を抑えてくれます。室内環境を改善したい場合はそういった塗料を検討しましょう。
2.防水性
外壁の一番外側であるトップコートの部分で、雨水の侵入を防げると安心です。特に屋根やベランダ、庇の場合は防水性の高い塗料を検討しましょう。
トップコートは種類ごとにおおよその耐用年数が決まっており、塗料ごとにメーカーが保証年数を設定(耐用年数15年の場合10年等短い期間となる)
塩害や凍結が多い地域など、環境によっては耐用年数より短い期間で劣化する場合もあります。
以上、上塗り1回目についてお伝えしました。
次は上塗り2回目についてお伝えします。
ご覧頂き、ありがとうございました