営業時間10:00-18:00(毎週水曜定休)
広島県呉市東辰川N様邸 棟板金【屋根カバー工法】
棟板金の下地、棟板金
オオサワペイントスタッフです。
本日は屋根の棟板金についてお伝えして参ります
棟とは屋根の接合部の事を言い、棟板金とはその接合部分にある板金の事を言います。
主にスレート屋根やコロニアル屋根などの金属の屋根に取り付けられている部分です。
棟板金は、金属性の板で屋根の隙間を覆い雨などを防ぐ役割があります。この部分は屋根の中でも劣化しやすい部分、放置しておくと台風などで壊れてしまう事もありますのでチェックが必要です。
棟板金の下地はこのように屋根の面と面のつなぎ目の役割、屋根素材を固定する役割があります。
下地の部分は屋根の接合部の上に「貫き板(ぬきいた)」という素材をあて、さらにその上から金属板を被せるという構造になっていて、棟板金の横から釘やビスで固定されており、これらが浮いてきてしまう事が原因で劣化症状につながることが多いので、注意が必要です。
この屋根はガルバリウム鋼板を使っているため錆に強く長持ちします。また、鉄釘に代わって固定度の高いビスという留め金を使ったり、下地には樹脂製の腐りにくいものを使ったり、丈夫なものが主流になっています。
棟板金の釘の打ち直し、板金の交換のタイミング
棟板金の寿命(耐用年数)は一般的に15~25年といわれていますが、ただその前に釘が抜ける、棟板金が浮くといった不具合が起きてきます。7~10年を目安にメンテナンスを、7年に1度くらいは専門業者による点検がお勧めです。
日頃のチェックポイント
① 築年数が7年以上。
② 前回のメンテナンスから5年以上。
③ 風が吹くと音がする。
④ 板金のめくれ、浮きがある。
※※ いくらオシャレで機能性が高い屋根を構えていても、棟板金が浮いてきてしまうと、雨漏りや飛散などにも繋がります、つまり・・・『棟板金は屋根の肝心要(かんじんかなめ)』ということをお忘れなく‼