地域性も関連する雨漏りの原因

● 海に近い呉市
海に近い地域は潮風により金属部分の腐食が早まります。
そのため、雨漏りのリスクも高まります。
調査データによると、海岸から500m以内の住宅は内陸部
に比べて金属部材の劣化が約1.5倍速いそうです。

● 東広島市の丘陵地での風の影響
地形の影響で風の通り道になりやすい場所では、
強風による屋根材の損傷リスクが高まります。

雨漏りの兆候を見逃さないために
雨漏りは初期段階で発見できれば、比較的小規模な修理で済むことが多いです。
以下の兆候に注意しましょう。
室内でのサイン
●天井のシミやふくらみ
茶色や黄色のシミ、または天井の一部が膨らんでいる場合は要注意です。
●壁紙の変色やはがれ
壁紙が浮いたり、変色している箇所があれば、内部に水が侵入している可能性があります。
●部屋の隅や窓枠周りのカビ
水分が多い証拠です。特に普段から換気している場所でカビが発生した場合は、雨漏りの可能性があります。
●床の変色やふくらみ
フローリングが膨らんだり、変色していたら雨漏りのサインかもしれません。

室外でのサイン
● 外壁の変色やコケの発生
外壁の一部が他と比べて明らかに変色していたり、コケが生えている場合は
その部分に水が常に当たっている可能性があります。
●見える範囲で、屋根材がずれていたり、なくなっていたりする箇所がないか
確認します。

雨漏り原因の特定方法
プロに依頼する前に、自分でチェックしておくと伝える時にスムーズです。
●どんな雨の時に漏れるか
台風のような強い雨の時だけなのか、小雨でも漏れるのか?
強風を伴う雨の時だけ漏れる場合は、風向きに関係する屋根や壁の部分が問題かもしれません。
●雨が止んでからも続くか
雨が止んでも長時間水が滴り続ける場合は、屋根裏や壁内に水が溜まっている可能性があります。
●シミの位置を記録
スマートフォンで写真を撮り、日付ごとに保存しておくと、進行状況がわかります。
●水の流れる方向を確認
水は高いところから低いところへ流れるため、梁や配管に沿って思わぬ場所まで
移動することがあります。
天井にシミがある場合、実際の雨漏り箇所はそこより高い位置にあることが多い。

屋根裏
●木材の変色や湿り気
屋根下地の野地板や垂木が濡れていたり、変色している部分があれば要注意です。
●断熱材の状態
断熱材が濡れていたり、カビが生えていたりする部分は、その上部からの雨漏りが疑われます。
●光の差し込み
晴れた日に屋根裏から屋根を見上げて、光が差し込む箇所があれば、そこに穴や隙間があります。集中しやすく雨漏りの原因になりやすい場所です。谷樋の詰まりや破損がないか確認します。
できる範囲で状況を把握しておくと、依頼がスムーズになりますが、
もちろんプロに全部お任せいただいてもOKです。
雨漏りのご心配がある場合は、なるべく早めにご相談ください!

ご覧いただき、ありがとうございました!