レンジフードのトラブル

高気密住宅のレンジフード

レンジフードが原因で、不具合が起こる事例をご存じですか?
「リフォーム産業新聞」という業者が定期購読する新聞があるのですが、
そこに先日ご紹介した『みやこリフォーム』の小川様が連載されています。
筆者もマンション暮らしなので心当たりがあり、多くの方に知って頂きたい
と思ったので、今回はその記事についてお伝えします。

同時給排気のレンジフード

同時給排気のレンジフードとは?
廃棄と同時に吸気を行い、室内の気圧を正常に保つ仕組みのレンジフードです。
排気と給気の両方のダクトがついています。

マンションや高気密住宅において、通常の排気のみを行うレンジフードを使う
場合、どんどん空気が抜ける為、室内の気圧が下がっていき、空気が足りない
状態になってしまいます。
その時にドアを開けようとすると、重くて開けにくくなります。
高気密住宅のレンジフード交換の際は「同時給排気タイプ」のレンジフードを
選びましょう。

どの種類がついているのか見極める

上の画像の様に、レンジフードの幕板にスリットが入っていれば、
同時給排気型です。
同時給排気型でなくても、ブーツ型もスリットのあるレンジフード
があるので、確認が必要です。

通常のレンジフードで対応する場合

レンジフードが廃棄する間、電動給気シャッターが開いて外気を
給気する方法があります。
(レンジフードが電動給気シャッターと連動する必要がある。)

レンジフード選びの重要さ

高気密住宅に向かないレンジフードを設置してしまうと、ドアの開閉
が不便になり、せっかくの高気密の利点がデメリットとなって
しまいます。
気圧の下がらないタイプのレンジフードを選びましょう。

参照
リフォーム産業新聞第1651号
みやこリフォーム小川氏の記事

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この記事を書いた人

オオサワペイント オオサワペイント 代表 大澤 仁志

国家資格保有者多数在籍!広島県呉市のオオサワペイントです!
新築もリフォームも施工してきた高い技術力で地域のお客さまに選ばれ続けて、累計施工実績は7000件を超えました。培ってきた知識や経験が多いからこそ、お客さまへ正しいリフォーム方法をご提案します。小さな修繕からマンションやアパートの改修まで幅広い工事を承っておりますので、なんでもお気軽にご相談ください!

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