屋根の瓦を軽くする方法

せっかくリフォームするのなら

屋根の瓦を軽くする事にはメリットが多いので、リフォームの際に軽量化
されるケースが多いです。
軽量化の方法はいくつかあります。
本日は施工方法や使用する部材の種類、メーカーについてご紹介してまいります。

1. 軽量瓦の使用
軽量瓦は従来の瓦に比べて軽量でありながら、耐久性やデザイン性を兼ね備えています。
いくつか種類があるのでご紹介いたします。

セメント瓦
セメントと繊維を使用した軽量瓦で、従来の陶器瓦よりも軽く耐久性も高いです。
樹脂瓦
プラスチック素材を使用した瓦で、非常に軽量。色あせや劣化に強い特性があります。
金属瓦
アルミニウムやガルバリウム鋼板を使用した瓦で、軽量でありながらデザインの自由
度も高い瓦です。

2.施工方法
軽量瓦を使用する際の施工方法は、以下のようになります。

★下地の強化
軽量瓦を使用する場合でも、下地の強度を確保することが重要です。
必要に応じて、下地材を補強します。

瓦の設置
軽量瓦は、通常の瓦と同様に、専用の釘やクリンチを使用して固定します。
軽量なので施工が簡単で、工期も短縮されることがあります。
 
防水処理
軽量瓦を設置する際には、防水シートや防水テープを使用して、
雨水の侵入を防ぐ処理を行います。

軽量瓦以外の軽量屋根材

★化粧スレート屋根材
初期費用の安さで選ぶならこれです。
しかしメンテナンス費用がかかります。

★ガルバリウム鋼板屋根材
軽さで選ぶなら、金属屋根のガルバリウム銅板の屋根素材です。
価格帯は瓦と同じくらいになるか、少し安価になるかといったところです。

★樹脂繊維セメント複合屋根材
重量は瓦の半分で耐久性が高い為、価格は瓦の2倍します。

軽量瓦との違い・・・再塗装のメンテナンス費がかかる塗装品だという点。

瓦のメーカーについて

オオサワペイントが扱っている主なメーカーをご紹介します。

● ニチハ株式会社
セメント瓦や樹脂瓦を製造しており、デザイン性と耐久性に優れた
製品を提供しています。
耐候性や耐水性が高く、雨漏りに強いアスファルトシングル素材の
屋根材「アルマ」はカラーも豊富で人気です。

● トステム(LIXIL)
金属瓦や軽量瓦の製品を展開しており、様々なデザインが選べます。
耐食性に優れたガルバリウム鋼板の表面に、石粒をコーティングした「Tルーフ」が人気です。
経年による退色の不安を軽減し、ビス留めで強風にも強い「インターロッキング工法」を採用しています。

● ケイミュー株式会社
「厚くて軽い瓦」
軽量性が日本の屋根材に不可欠な性能であると考えるケイミューは
どんな形状であっても、軽量さを実現する瓦づくりをモットーに、
厚型平板瓦と同等の厚さを持ちながら、重量は半分以下に抑えた
次世代の軽さをもった屋根材を開発しています。

弊社でもよく施工に使われる「ROOGA」
樹脂繊維セメント瓦。
見掛け厚さ25mm以上でありながら、重量は坪当たり約64kg。
これは一般的な厚型平板瓦と比較して約44%のとなっています。
自然災害に強いのも特徴で、地震の多い日本に適した瓦だと言えるでしょう。

● 近畿セラミックス株式会社
台風などの強風や地震の揺れによるズレや飛散を防ぐため、瓦のツメ同士を
強固に組み合わせることにより、防災性能を高めた「Aiスレート瓦」などがあります。

まとめ

屋根の瓦を軽くするためには初期投資は高くなりますが、長い目で見ると耐久性が高く、メンテナンス費を抑えることができる軽量瓦がをおすすめです。
施工方法は従来の瓦とあまり変わりませんが、軽量であるため施工が簡単で工期も短縮できます。
各メーカーの製品を比較してみて、ニーズに合ったものを選びましょう。

とは言っても、屋根材にはなじみの無い方が
ほとんどだと思います。
オオサワペイントがお手伝いをいたします!

ご覧いただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

オオサワペイント オオサワペイント 代表 大澤 仁志

国家資格保有者多数在籍!広島県呉市のオオサワペイントです!
新築もリフォームも施工してきた高い技術力で地域のお客さまに選ばれ続けて、累計施工実績は7000件を超えました。培ってきた知識や経験が多いからこそ、お客さまへ正しいリフォーム方法をご提案します。小さな修繕からマンションやアパートの改修まで幅広い工事を承っておりますので、なんでもお気軽にご相談ください!

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