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外壁も冬支度
2024年10月24日
暖かい壁
外壁には通常、冷気から家を守る断熱材が施工されています。
断熱材はコンクリートや土の様な建物のエネルギー効率を高め、
快適な室内環境を保つために重要な役割を果たします。
天井裏の断熱材・・・屋根にも断熱材を入れます。
お宅の壁の断熱材の状況
1. 新築住宅
- 高性能住宅
近年の新築住宅はエコ仕様ですから、断熱材は標準的に使用されており、
しかも省エネ基準に適合したものがほとんどです。
グラスウールやロックウール、ポリスチレンフォームなどがよく使われています。
2. 既存住宅
古い住宅
昭和の時代に建てられた住宅では、断熱材が使用されていない
場合もあります。
また、使用されていたとしても、その性能は現在の基準を満た
していない事が多いのが現状です。
冬場に冷えがひどくて寒いお家は、断熱材を入れ替えると効果
てきめんで間違いなく暖かく快適になるので、是非ご相談下さい。
3. 地域差
寒冷地と温暖地では仕様が違う
寒冷地域ではより厚い断熱材が使用されることが多い一方、
温暖地域では断熱材の使用が少ない場合もあります。
4. リフォーム
既存住宅のリフォームの時には、断熱材を追加することが
一般的になっています。
エネルギー効率を改善する手段として注目されています。
日本の住宅は断熱材の導入が進んでいるものの、地域や時代によって
ばらつきがあるため、やはり個別に確認する必要があります。
断熱材の種類
1. 主な材料
- グラスウール
軽量で施工が容易。耐火性があり、コストパフォーマンスも良好な為、よく施工されます。 - ロックウール
耐火性に優れ、遮音性もあります。湿気に強いのも特徴です。 - ポリスチレンフォーム
高い断熱性能を持ち、耐水性も良好な素材の為、外壁に直接貼り付けることが多いです。 - ウレタンフォーム
高い断熱性能を持ち、隙間を埋めることができるため、気密性も向上します。
2. 断熱材の選び方
- その建物の用途に沿った物を選ぶ
住宅や商業ビル、地域の気候条件などを考慮して選定していきます。 - どんな性能の物を選べばいいか?
R値(断熱性能の指標)を確認して、数値の高いものを選びます。 - 施工方法は?
専門業者に依頼するのがベストでしょう。
3. メリット
- エネルギー効率の向上
冷暖房のコストを確実に削減する事ができます。 - 家の中の快適性の向上
- 寒さをシャットアウトしてくれるので、室内温度を安定する事が可能です。
ヒートショックのリスクも軽減できますね。 - 遮音性が増す
綿上の物を貼っていくわけですから、外部の音を軽減する事ができます
道路や線路に近いお家の場合、騒音対策にもなるなんて嬉しいですね!。
4. デメリット
- 初期コストがかかります。
断熱材の選定によっては初期投資が高くなることがあります。 - 施工の手間がかかります。
適切な施工が必要です。不適切な場合は効果が薄れることがあるので、
施工に慣れているプロに任せた方が確実です。
5. 注意点
- 湿気対策を考慮し、通気性を確保することが重要です。
また、施工時には隙間をなくし、気密性を高めることが求められます。
外壁の断熱材は、選び方や施工によって大きな差が出るため、専門業者
と相談しながら慎重に検討することが大切です。
ご覧いただき、ありがとうございました!