冬のお悩み「カビ対策」
2025年12月25日

目次
壁紙にカビが生える原因
カビを根本から防ぐためには「原因」を知ることが大切です。
主な原因は以下の通りです。
- 結露による湿気
- 冬場に室内外の温度差が大きいと、窓や壁面で結露が発生し、湿気がたまります。
※特に北側の壁や外気に面した壁にカビが発生しやすいです。
- 冬場に室内外の温度差が大きいと、窓や壁面で結露が発生し、湿気がたまります。
- 断熱不足
- 壁の内側が冷えることで表面温度が下がり、湿気が結露に変わります。
- 古い住宅や鉄骨造ではこのケースが多いです。
- 換気不足
- 部屋の空気がこもると、湿気が逃げずにカビが発生します。
北側の部屋、クローゼット、押し入れなどでよく見られます。
- 部屋の空気がこもると、湿気が逃げずにカビが発生します。
- 下地のカビ
- 表面の壁紙をきれいにしても、石膏ボードやクロス下地にカビが生えていることがあります。

カビを根本から解決するリフォーム方法
① カビの除去と下地処理
- 壁紙を剥がし、下地(石膏ボード)にまでカビが広がっていないか確認。
- カビ取り剤や防カビ剤で処理。
- 下地が腐食・変色している場合はボードの交換を行うのがベストです。

② 断熱リフォーム(結露対策)
- 内窓(二重窓)設置や断熱パネルの施工で、室内と外気の温度差を減らします。
- 断熱塗料や断熱壁紙を使うと、壁の表面温度が下がりにくくなり、結露を防げます。

③ 防カビ・調湿壁紙の使用
- 防カビ剤入りの壁紙(クロス)や、湿度を吸放出する「調湿機能付きクロス(エコカラット、珪藻土クロスなど)」を使用します。
- 特に北側や浴室近くの部屋には効果的です。

調湿・防臭効果があり、デザイン性があって壁をオシャレに演出できるエコカラット。部分使いするだけでも効果はのぞめます。
④ 換気改善
- 24時間換気システムの導入や換気扇の増設も有効です。
- 小窓に吸気口を設けるだけでも、空気の流れが改善されます。
部分リフォームの目安費用(参考)
| リフォーム内容 | 費用目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 壁紙の張り替え(防カビクロス) | 約1,000~1,800円/㎡ | 表面のカビ対策に効果的 |
| 下地ボード交換+壁紙貼り替え | 約5,000~8,000円/㎡ | 根本原因を除去 |
| 内窓(二重窓)設置 | 約5〜10万円/箇所 | 結露防止に高い効果 |
| 調湿タイル(エコカラット等)施工 | 約10,000~15,000円/㎡ | 高級感+調湿効果 |
カビを再発させないための改善ポイント
せっかくリフォームしても、すぐまたカビが生えてしまったら勿体ないので、維持・管理には気を付けましょう。
- 室内湿度を 50〜60%に保つ(除湿機・除湿剤などの利用)
- 定期的な換気(1日2回以上)
- 家具を壁から 5cm以上離す
- 室内干しの時間を短縮したり、除湿機や換気を併用する

🧰 まとめ
| 対策 | 即効性 | 根本解決 |
|---|---|---|
| 壁紙の張り替え(防カビタイプ) | ◎ | △ |
| 下地補修+断熱施工 | ○ | ◎ |
| 内窓・換気改善 | ○ | ◎ |
「オオサワペイント」では断熱改修工事全般お取り扱いがございます。
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