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広島県呉市広F様邸屋根瓦葺き替えルーフィング張り【外壁塗装】
ルーフィング張り
屋根の葺き替えに出てくる「ルーフィング」
雨漏りを防ぎ、屋根や住まいを長持ちさせる重要な部材です。
屋根の防水シートのことで、屋根材を支える野地板の上に貼って使用します。
雨水から家を守る部材
1.瓦などの屋根材
(ずれたり割れる可能性がある)
2.屋根下に貼られたルーフィングシート
(防水効果)
壁の中や屋根裏に湿気がこもらないよう換気するために、屋根には隙間が設けられており、台風の時など浸水する恐れもあります。
防水機能があるルーフィングが、野地板に水が染み込み、室内に侵入する事を防ぎます。
実際、雨漏りの原因のほとんどは、屋根材の劣化でなく、ルーフィングの劣化や破損だと言われています。
最近では雨を通さず湿気を通す、特殊なルーフィングも使われるようになりました。
野地板や屋根裏を効率的に乾燥させられるので、室内の換気ができ、結露防止にもつながります。
ルーフィングの確認ができるのは?
新築時と、葺き替えメンテナンス時だけです。
使われるルーフィングの種類や、施工方法について確認し、費用対効果や、その後のメンテナンス時期を把握しましょう。
住まいの建材の多くに耐用年数があるように、ルーフィングも一般的に10年程度で防水効果が薄れていきます。
ルーフィングが劣化する原因は、屋根という過酷な環境による伸縮や、施工時に開けた穴からの破損など。
雨漏りで劣化に気づくことが多いので、耐用年数を考慮した定期的なメンテナンスを行う事が重要です。
最近は雨を通さず湿気を通す、特殊なルーフィングも使われるようになりました。
野地板や屋根裏を効率的に乾燥させられるで、室内の換気ができ、結露防止にもつながります。
防水以外の機能を持つ物は値段も高いのですが、劣化しにくいなどの特徴があります。
長い目で見て、コストパフォーマンスが高いものを選びましょう。
今回使用の「改質アスファルトルーフィング」とは?
アスファルトルーフィングを改良したもので、耐久性、防水性がより高い素材です。
使われるアスファルトに改質ゴムアスファルトが使われる為、ゴムアスルーフィングとも呼ばれます。20~30年の耐久性があり、高機能な分、アスファルトルーフィングより価格は高くなります。
ルーフィングの機能性を最大限に高めるために
正しい貼り方が重要です。工期を無理に抑えるのではなく、しっかり施工してもらう事でメンテナンスの頻度が削減でき、長期的なコストパフォーマンスが高まります。
ルーフィングの施工
1枚をそのまま野地板に貼るわけではなく、幅1mのロール状の物を、屋根の面積にあわせて並べ、下から上へと貼っていきます。
貼り方のポイント
ルーフィング同士に隙間ができないよう、重ね幅を十分にとります。
ルーフィング自体に指定の重ね代がプリントされており、指定幅以上の重ね幅をとります。
上下100ミリ以上、左右は200ミリ以上が基本です。
棟や屋根の谷間など雨漏りが起こりやすい場所には、二重三重に貼ることも重要です。
粘着層付きルーフィングはそのまま野地板に貼るりますが、それ以外はタッカー(ステープラー)で固定します。直角にタッカーを打つことで、穴回りの隙間が少なくなり、浸水を防げます。
次回はいよいよ、ケイミューの「ルーガ」についてお伝えします。
ご覧頂きありがとうございました