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屋根・外壁も年代で進化しています
日本の家は、戦後から高度経済成長期、バブル経済とその破綻など、時代に沿ってライフスタイルや流行と共に変化し、進化してきました。
1980年代
日本の伝統を活かした和風デザイン
戦後のプレハブから2階建て住宅となる。工務店の施工が多い。
和風住宅でもダイニングキッチンが主になり、床の一部を畳からフローリングに変えたり、
和洋折衷でどんどん洋風化していく。
・屋根・・・瓦
・外壁・・・モルタルリシン、板張り
・内装壁・・・ベニヤ下地が大半
・窓・・・単板ガラス
・骨組み・構造材・・・杉、ヒノキ中心(未乾燥材)
・接合部分・・・ぬきさし(金物は見られない)
・床下・・・土のまま(断熱材なし)
1980年代 和洋折衷の家
1990年代の主流
海外の建築スタイルを取り入れたデザイン
カントリー調の「アーリーアメリカンスタイル」や、イギリス系お「ブリティッシュスタイル」が流行。
今までの日本住宅にはなかった「ライトブルー」や「グリーン」といった明るい色合いの外観が増える。
屋根材はストレート屋根や鎧張りが多い。
・屋根・・・化粧石綿スレート
・外壁・・・窯業系サイディング
・内装壁・・・
・窓・・・アルミサッシ、単板ガラス
・骨組み・構造材・・・人工乾燥材
・接合部分・・・金物が入る
・床下・・・土間コンクリート(断熱5割普及、防湿は少ない)
1990年代 カラフルなアメリカン調
2000年代の主流
おしゃれな欧風スタイルの流行
地中海やプロバンス風の南欧スタイルや北欧スタイルが出始めます。
外壁は白やアイボリー、ベージュなどにレンガ柄や石積み柄を使取り入れ、
瓦もオレンジやブラウンを使用されているのがが特徴。
鉄の格子やテラコッタタイルなどの外構でさらに雰囲気が出る仕様に。
・屋根・・・様々の素材
・外壁・・・通気工法
・内装壁・・・構造用合板
・窓・・・アルミサッシ、複層ガラス
・骨組み・構造材・・・集成材
・接合部分・・・金物と接合
・床下・・・厚物合板
2000年代は外構も含め欧風な雰囲気
最近の傾向
断捨離やミニマリストの流行でシンプルモダンの流行
核家族化や高齢化で再び平屋でバリアフリーな間取りも人気がではじめました。
アレルギーやウィルスの増加で衛生的な導線、ハウスシック対策や自然派素材志向も高まっています。
また、コロナの影響もあり「お家時間を楽しむ」「プライベート空間」をコンセプトにした家づくり
が増えています。
補助金の影響もあると思いますが、気温や光熱費の上昇で、エコ仕様のハイテク素材の建具や塗料の
採用によるリフォームや、異常気象による災害対策を考慮するお宅も多くなっています。
シンプルで機能的な近年の住宅
いかがでしたか?年代別で住宅を見ると「実家がこのタイプ」と懐かしくなったり、「家はこのタイプ」とか、
「こんなタイプの家を建てたい「こんな仕様にリフォームで変えたい」など様々な思いがよぎったのではないでしょうか?なにより、このすべてのタイプのお家が街に健在しているところが凄いですよね。
古いお家も手を入れて大事にしている証拠です。
オオサワペイントのリフォームでは、ご希望に沿う便利な機能性をプラスし、住み心地をアップします。
ご家族の大切な思い出は壊さずそのまま残すプランも、お家のイメチェンも得意です。
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ご覧いただき、ありがとうございました!