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外構と庭の備え
災害に強いエクステリアとガーデン
秋晴れが爽やかですね。
虫の音に耳を澄ます秋の夜長ですが、そろそろ台風も気になる季節です。
近年日本は、毎年どこかの地域で地震や水害の起こる災害大国となりました。
気候変動で、今まで経験したことのない様な豪雨や台風の頻度も増え、被害を最小に抑える為の防災対策の必要性は、庭や外構にも求められています。
エクステリアも家の1部です。家とのバランスを考えて、一体化したトータルコーディネートをし、建物と同じ様に災害対策も行うことが大切です。
実際起こった被害例
1.ブロック塀の崩れやヒビ・・・鉄筋で補強するなどの対策が必要。
2.庭木の倒木・・・伸びすぎた植木は根っこから倒れてしまう。
3.物置小屋がよそへ移動したり、転倒してしまう。
4.フェンスの板が外れる。
5.カーポートの屋根が飛ぶなどの破損、倒壊。
6.門扉が壊れる。
7.庭に水が溜まってしまう。
事前にできる対策
・庭やベランダは整理整頓しておく
つい不要な物を置きがちですが、風で物が飛ばないよう捨てるか収納する様にしましょう。
・庭木の手入れをする
成長しすぎた木は災害時に倒れたり折れたりする為、剪定して風遠しを良くして、風の影響を受けにくくします。
支柱を立てるのもよいでしょう。
・土のうの準備
浸水を防ぐ土のうや、水止めシートを常備しておくと安心です。
・塀の耐久性チェック
倒壊の恐れがあった場合は補助金が出るケースがあります。最近は対風圧強度が高い塀や、メッシュなどの軽量素材が主となっているので、古い塀は交換すると安心です。
・門扉
落とし棒をちゃんとおろすだけでも頑丈になり、被害が防げます。
・物置
最近はお家に合わせて、デザイン性の高い物が揃っています。
設置時に基礎のブロック土台に転倒防止工事を施しておくと安心です。
中にはすぐ取り出せる様、災害対策・避難グッズを用意しておくと良いでしょう。
・カーポート
柱ごと飛ぶのを防ぐ為、屋根材が外れる仕組みになっている物もあります。その場合は、台風情報を見ながら事前に「飛散防止用の防風ネット」で覆う準備等が必要です。
・砂利
庭の土を砂利敷きにしておくと、水はけが良くなってぬかるみになりにくい。また、音がするので防犯対策にもなり、一石二鳥です。
・勾配と側溝
庭に勾配をつけたり側溝を作っておけば、水はけが良くなり庭が水浸しになるのを防げます。
・雨水浸透マス
雨水を地面に浸透させることができる装置です。設置助成金が出る地域もあるので、自治体に確認してみましょう。
・生垣
日本家屋に昔ながらある垣根。倒壊してもコンクリートの様に被害が大きくならない上、隙間があるので防雨風対策にもなります。火災の時にも火が拡がりにくいというメリットがある為、地域によっては助成金の対象になっています。
軽量の樹脂フェンスなら、倒壊しても被害は最小限で済みます。
㈱エクスタイル 高耐候樹脂フェンス『アーバンフェンスUV(+シボ)』
台風に強い植栽
寒椿
山茶花
災害対策で、できるだけ強い植木を選びましょう。
椿と山茶花は同じツバキ科なので、よく似ていますね。
日本には毎年必ず台風がくるので、昔から日本で植えられてきた植木は台風に強い品種なのです。
この他にナンテンやサルスベリ、クロマツ、ソテツや金木犀もその部類で強い品種です。
災害保険
被災した場合、修理に保険が適応となる可能性があります。その場合は「罹災証明書」が必要となります。
保険金の請求だけでなく、市町村の支援制度(仮設住宅の支給、義援金の受け取り、税金の減免や猶予の申請)を利用する時も提出します。調査から支給までは時間がかかる為、現場に危険がなくなってからでいいので、なるべく早めに「被害状況の写真」をきちんと撮影しておく事が大切です。1番効果的な証明になります。
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